開館時間
10:00〜18:00
(最終日15:00閉廊)
10:00〜18:00
(最終日15:00閉廊)
【弘法大師空海御誕生1250年記念】
現代書家 岡本光平『空海と奈良の都』
◾️会期:5月29日(水)→6月4日(火)
◾️各日午前10時~午後6時
(最終日は午後3時閉廊)
◾️会場:近鉄百貨店【奈良店】5階美術画廊
奈良市西大寺東町2ー4ー1
◾️岡本光平ギャラリートーク
『奈良における空海の青年時代』
6月2日(日)午後2時~(約1時間)
★都合により変更となる場合がございます。
◾️書のリクエストライブ
★5月29日(水)→6月3日(月)
★各日午後1時~6時
★お客様のリクエストに応じて、色紙、表札、掛軸、扁額、看板、ロゴなど、お好きな文字や言葉をご希望の書体でお書きいたします。(有料)
◾️『青年空海の決断と実行』ー岡本光平
偉大な行動する宗教家、哲学者であり、日本最高峰の筆跡を書き残した空海は、少なくとも15歳から遣唐使船に乗る31歳までの多感な17年間を奈良で過ごしました。
シルクロードの東の終着点である国際都市奈良は、空海の青春時代のホームグラウンドであり、奈良という培養器がスーパー芸術家の空海を育てたとも言えます。そして、その先に高野山という天空の聖地を造営しました。
青年空海は、青丹よし東大寺や大安寺の巨大な七重塔を仰ぎ見ながら、新しい理想を求めて大陸への雄飛の夢を実現させたのです。空海は選択と決断、不退と実行の人でした。
その空海の生い立ちや空海を育てた奈良の原風景、想い描いた西域世界や、時空を超えた修二会のような異界を現代の書で表現しました。
ご高覧ください。
■"Kukai and the Capital of Nara"
The eminent religious leader and philosopher, Kukai, who left behind the finest calligraphy in Japan, spent at least 17 formative years in Nara, from at least the age of 15 until he boarded the envoy ships to Tang at the age of 31. The international city of Nara, the eastern terminus of the Silk Road, served as the home ground for Kukai's youthful days. It could be said that Nara, as a nurturing ground, cultivated the superb artist Kukai. And it was this nurturing that led Kukai to establish the sacred mountain site of Koyasan.
As a young man, while gazing upon the immense pagodas of Todaiji and Daianji, Kukai sought new ideals. He then realized his dream of soaring to the continent. Kukai was a man of choices, decisions, perseverance, and action.
This exhibition captures Kukai's upbringing, the foundational landscapes of Nara that shaped him, his envisioned realms in the Western regions, and otherworldly dimensions transcending time and space akin to the monastic practice —all expressed through contemporary calligraphy.
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■岡本光平プロフィール
・1948年愛知県生まれ。
・全国最年少の17歳で毎日書道展初入選、24歳の時に真言宗仁和寺密教学院書道講師を拝命。20代から空海と日本・朝鮮古代金石文の研究に入る。以後、年月をかけて国内各地はもとより、中国の西安、開封、揚州、紹興など空海ゆかりの土地を巡拝。
・空海「風信帖」の現代訳が、司馬遼太郎の解説とともに高校書道教科書の副読本に採用される。
・36歳で東京の書道団体組織を離脱。
・1988年ソウル耕仁美術館にて初個展。以後、国内外にて200回を越える企画個展を開催
・2015年四国八十八ヶ所霊場甲山寺の大襖44枚に「般若心経曼荼羅」、並びに漆喰壁書11mの「飛白雲龍図」を揮毫。
・2018年高野山讃岐別院創建100年記念の結縁灌頂の儀式において、約500名の「結縁灌頂歴名」及び「投華得仏諸尊号」を揮毫。別院に永代護持となる。
・2023年6月15日、弘法大師空海御生誕1250年を記念して、高野山讃岐別院の本堂大襖12枚に、3年がかりの「空海渡海疾風怒濤乾坤飛白諸尊号曼荼羅図」を揮毫。
●主な個展、招待展
・1988年 ECユーロパリアジャパン展招待作家(ベルギー)
・1999年 ライプティヒ国立民族博物館個展(ドイツ)
・2010年 ニューヨーク・ハモンド美術館個展(U.S.A)
・2014年 イェール大学にて講演と実演、作品所蔵(U.S.A)
●主な番組出演
・NHK総合「課外授業 ようこそ先輩」「きよしとこの夜」「みんなで日本GO」
・NHK教育「新日曜美術館」「国宝探訪 ・空海」 「趣味悠々」「美の壺」
・NHK BSプレミアム「空海・至宝と人生」「美の壺 漢字と書 三千年の迷宮」
・TV東京「たけしの誰でもピカソ」
・NHK Eテレ「高校美術」など多数
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