開館時間
11:00〜21:00
11:00〜21:00
ひと目見た瞬間から忘れられない強烈なインパクトを与えるアルファベットとダイナミックな作風が印象的なハシグチリンタロウ。戦後前衛芸術に影響を受け、20代より地元九州を拠点に活動し、パンクロックを聞きながら筆記具に筆ではなくタオルを使って制作を続けます。
人間が思考する動物たる”書く”という行為の源泉を深堀りし、膨大なアーティストノートより生まれた「謎の本」シリーズは、文字と絵画の境界線すらも自由に行き来しながら、野生との境界線が曖昧な古代人、情報の錯綜する我々現代人、はたまた人類から文字そのものがなくなる遠い未来の人類末裔やさらに宇宙のはてまで、創造の世界は奇想天外に無限に繰り広げられていきます。
本展タイトル「so many life, so many death」は、生きとし生けるものの宿命である生と死を端的、且つ音霊的なフレーズで表現したアーティストからのメッセージそのものです。同時に未曾有のウイルスや戦争、混沌とした我々の時代の中で、「我々はどこからきて、どこに行くのか、そしてどう生きるのか」という問いをなげかけられているようでもあります。ハシグチリンタロウの書き鳴らす個を超えた生命体としてのユニバースを感じ取っていただければ幸いです。
会場では、本展覧会のための描き下ろし作品、鉛筆ドローイング作品などを展示・販売いたします。その他、本展覧会の開催を記念し、自身初となる作品集『so many life, so many death』のリリースやジクレー印刷のエディション作品の販売を行うほか、オリジナルグッズも販売いたします。
また、3月14日(火)18:00〜21:00には作家・ハシグチリンタロウが在廊し、関係者・メディアの皆様に向けて、内覧会及びレセプションパーティーを開催いたします。(一般の方々もご参加いただけます。)
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