開館時間
午前9時から午後4時30分(入場は午後4時まで)
午前9時から午後4時30分(入場は午後4時まで)
熊谷恒子記念館では、施設の改修工事による休館に伴い、大田区民ホール・アプリコで出張展覧会を開催します。
本展では、平安時代に中宮定子(一条天皇の皇后)に仕えた清少納言の『枕草子』や、鎌倉時代に後宇多上皇に北面の武士として出仕した吉田兼好の『徒然草』などの題材を中心に、書家・熊谷恒子(くまがいつねこ)が制作した作品を紹介します。
折帖に仕上げた《秋はゆふぐれ(枕草子)》(1935年)をはじめ、「すべてのことは月を見ることによって癒される」という随筆を恒子が愛でた《よろづのことは(徒然草)》(1971年)や、月夜に川を渡る牛車の水しぶきの美しさを描写した月のいとあかき(枕草子)》(1979年)など、当館が所蔵する代表作品とともに、恒子が表現した優美な書をお楽しみください。
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