開館時間
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
一般:300円
団体(20名以上):240円
高校生以下、身体障害者手帳・療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の所持者及びその介護者、奈良市在住の70歳以上の方:無料
【2026年4月1日以降】
奈良市杉岡華邨書道美術館の観覧料が変更となります。
一般 1人 500円
団体(20名以上) 400円
【奈良市在住】
一般 1人 300円
団体(20名以上) 240円
※奈良市内在住を確認できるものをご提示ください。
定期観覧券(1年)2,000円
以下の方々は観覧料が無料となります。
・奈良市内に居住する70歳以上の者
・身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項に規定する身体障害者手帳、療育手帳制度要綱(昭和48年9月27日厚生省発児第156号)に規定する療育手帳又は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条第2項に規定する精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者及びその介護を行う者
・16歳未満の者並びに高等学校の生徒、大学校の学生及びこれに準ずる者
※奈良市内に居住する70歳以上の方はななまるカード等、身体障害者手帳等各種手帳の交付を受けた方は当該手帳、高校生・大学生は学生証を窓口にてご提示ください。
杉岡華邨の人生は常に深い苦しみと悩みとともにありました。輝かしい書壇での活躍の一方で、何かを成し遂げるとまた新しい苦悩が出てきます。努力を重ねても悲哀が深まるだけ、結局人生の本質は悲哀ではないかと苦しんだ華邨は、人生の悩みを解決してくれる人を求め、西田幾多郎門下の久松真一に約10年にわたり思想的指導を受けた。また、物理的に計量できない書の審査についても疑問を持ち、村上華岳の画論から仏典に救いがあるのではないかと考え、さまざまな宗教書を読む中で柳宗悦の著作に出会いました。
華邨は柳宗悦の思想の中に敬慕する良寛の書の姿を見出しました。宗悦の提唱した「民藝論」は現代芸術に疑問を抱くところからきており、現代芸術は芸術意識が先に立って美の健康を阻害していると言う宗悦の考えに華邨は非常に魅かれました。それはまさに苦悩の暗闇にさした一条の光を見た思いでした。
華邨は宗教宗派にとらわれず、全ての教えは教えとして受け止めました。そして、「学ぶ中で自分が生きる道が分かると同時に自己が確立され、そこから自然に美と芸術が出てくるのではないか」と語っています。
本展では華邨の思想性豊かな作品に注目し、柳宗悦のうたを書いた作品を中心にご紹介いたします。人生の悩みを乗り越えようと日々苦しみながらも自らの求める書を模索し続けた、華邨の心の世界に一歩踏み込んでご鑑賞いただけると幸いです。
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