開館時間
午前9時から午後5時まで※最終入館 午後4時30分まで
休館日:月曜日(祝日の場合その翌日)、第4金曜日
午前9時から午後5時まで※最終入館 午後4時30分まで
休館日:月曜日(祝日の場合その翌日)、第4金曜日
一般200円、小中高生50円、団体150円(団体料金は20名以上から適用)、三館共通券600円
・三館共通券は古河歴史博物館・文学館・篆刻美術館がご観覧いただけます。
・企画展開催中は特別料金の場合もあります
・身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保険福祉手帳をお持ちの場合は、本人と付き添い1名は免除になります。入館時に手帳をご提示ください。
・市内在住の70歳以上の方は、官公署発行の証明書(運転免許証、旅券等)のご提示で無料となります。
書道作品は、本文を揮毫する書家と、雅号(落款印)を刻する篆刻家の合作・共同作業の産物といえます。昭和7年に比田井天来の代々木書学院で出逢った書家桑原翠邦(くわはらすいほう)と篆刻家高石峯(こうせきほう)は共に、明治39年丙午生まれで27歳でした。高は昭和19年大韓民国に帰国。41年再来日。51年以後は毎年来日し、平成元年84歳まで制作、88歳で逝去します。桑原は、本名清美号翠邦。昭和9年に別号を「魚目」とし、5年程の周期で落款の調子を変えて揮毫しました。魚目同道人・山人魚目・山老魚目等と書き、90歳で逝去するまで揮毫年代が判明します。昭和51年以降、桑原は落款印として高の刻印を専ら用い、高もまたそれに応えるように、交誼の形として毎年桑原に刻印を提供し続けました。
当企画展では、二人の年齢とともに深まる心境・境地をご覧いただきたく、書の品格を重んじた書作品と、当館に収蔵する高石峯刻の桑原翠邦用印を紹介します。
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