開館時間
午前9時~午後5時(最終入館は16時30分)
休館日 :月曜日(10月14日、11月4日は開館)
午前9時~午後5時(最終入館は16時30分)
休館日 :月曜日(10月14日、11月4日は開館)
一般700円
※高校生以下無料
※障がい者手帳、戦傷病者手帳をお持ちの方とその介助者1名は半額
井原雲涯は、慶応4年(1868)現出雲市多伎町に生まれ、大正から昭和初期にかけて全国で注目された書家です。漢学を内村鱸香に学び、明治25年(1892)日下部鳴鶴に入門し、県内の高等小学校や島根県女子師範学校(習字科)に勤務しながら研鑽を重ねます。大正6年(1917)鳴鶴が主宰した「大同書会」発起人に名を連ね、上京して機関誌『書勢』の編纂に携わり、主幹として手腕を発揮し名家を育てました。雲涯は南画にも造詣が深く、『日本南画集覧』、『五岳上人神品』等の編纂・刊行にも注力しています。情熱と強い意志をもって書道研究・振興に尽力しましたが、昭和3年(1928)に61歳で急逝しました。
本展では、井原雲涯の事績をたどるとともに、ゆかりの書家ならびに大正から昭和時代の出雲の書家を紹介します。
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